Bridgy FedでBlueskyとMastodonユーザーがつながる

BlueskyとMastodonユーザーがつながる テクノロジー
BlueskyとMastodonユーザーがつながる

最近、分散型ソーシャルメディアが熱いんだって。知ってた?

そうなの?詳しく教えて!

MastodonやBlueskyっていうアプリがあって、それぞれ異なるプロトコルを使ってるんだ。でも、今は「Bridgy Fed」っていうブリッジができて、両方のユーザーが互いにやり取りできるようになったんだよ。

それってどういう仕組みなの?

Bridgy Fedを使うと、MastodonのユーザーがBlueskyのユーザーをフォローしたり、投稿を見たり、返信したりできるようになるんだ。逆も同じだよ。

それはすごいね!ユーザー同士がもっとつながるってことだね。
それなら私もやってみようかな!

分散型ソーシャルメディアの新たな一歩

分散型ソーシャルメディアアプリのネットワーク「fediverse(フェディバース)」のインターオペラビリティが進化しました。MastodonやBlueskyなどの分散型アプリのユーザーが、異なるネットワーク間で簡単にフォロー、投稿の閲覧、いいね、返信、リポストができるようになりました。

Bridgy Fedによる技術革新

この技術を実現したのはBridgy Fedです。Bridgy Fedは「fediverse(フェディバース)」とウェブ、Bluesky、将来的にはNostrなど他のネットワークを接続する取り組みの一つです。

Twitter買収後の変化と分散型SNSの台頭

2022年にTwitter(現X)がイーロン・マスクに買収され「X」として再ブランド化された後、分散型ソーシャルメディアへの関心が急増しました。MastodonはTwitterの新オーナーシップに反発するユーザーたちに支持されました。一方、BlueskyはTwitter内で立ち上げられたスタートアップで、今年初めに公開されてからユーザーベースを570万人以上に拡大しました。

他の分散型SNSの動向

Farcasterなどの他の分散型ソーシャルメディアも注目を集めています。Farcasterは最近、Paradigm、a16z crypto、Haun Ventures、USVなどから1億5000万ドルの資金を調達しました。

ユーザー間のコミュニケーション障壁

しかし、これらのネットワークは異なるプロトコルを使用しているため、ユーザー間のコミュニケーションが難しいという課題がありました。MastodonはActivityPubプロトコルを使用し、BlueskyはATプロトコルを使用しているため、直接のやり取りができなかったのです。

Bridgy Fedの登場とその仕組み

この問題を解決するために、ソフトウェア開発者のライアン・バーレットがBridgy Fedを開発しました。Bridgy Fedは、フェディバースユーザーとBlueskyユーザーをつなげるソーシャルネットワーキングブリッジです。

Bridgy Fedの使用方法

Bridgy Fedを使用するのは簡単です。まず、Mastodonアカウントから@bsky.brid.gy@bsky.brid.gyをフォローします。このアカウントがフォローバックすると、あなたのfediverse/MastodonハンドルがBlueskyユーザーに「ap.brid.gy」を付けた形で表示されます。

例えば、私のMastodonアカウントが@websitebankなら、bridgedアカウントは@websitebank.mastodon.social.ap.brid.gyとなります。

今後の展望

Bridgy Fedは、フェディバース内のネットワークをつなぐ多くの取り組みの一つです。他にもSasquatch、pinhole、RSS Parrot、mostr.pub、SkyBridgeなどがありますが、Bridgy Fedは双方向性が高い点で特に注目されています。

分散型ソーシャルメディアの未来がより明るく、インタラクティブになることが期待されています。ユーザー同士のつながりが強化され、豊かなコミュニケーションが実現するでしょう。

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