【2025年版】企業データベース比較7選|営業リスト・与信・市場分析まで徹底解説

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企業データベース比較

法人営業やマーケティング、与信管理を行ううえで欠かせないのが「企業データベース」です。
一方で、

  • ツールの数が多く、違いが分かりづらい
  • 「営業リスト用」「与信用」「市場調査用」が混在している
  • 料金体系もバラバラで比較しづらい

という悩みも多いはず。

この記事では、用途別に代表的な企業データベース7サービスをピックアップし、「特徴」「料金イメージ」「口コミ傾向」「向いている用途」を整理して解説します。

  1. 企業データベースを選ぶ前に押さえたい3つのポイント
    1. 1. まず「用途」をはっきりさせる
    2. 2. 料金体系とボリューム感を確認する
    3. 3. 既存ツールとの連携・運用のしやすさ
  2. 企業データベース比較7選
    1. 1. Musubu(ムスブ)/Baseconnect株式会社
      1. 概要・特徴
      2. 口コミ・評判の傾向
      3. 向いている企業
    2. 2. Urizo(ウリゾウ)
      1. 概要・特徴
      2. 口コミ・評判の傾向
      3. 向いている企業
    3. 3. ラクリス(Rakulis)
      1. 概要・特徴
      2. 口コミ・評判の傾向
      3. 向いている企業
    4. 4. ユーソナー(uSonar)
      1. 概要・特徴
      2. 口コミ・評判の傾向
      3. 向いている企業
    5. 5. SPEEDA(スピーダ)
      1. 概要・特徴
      2. 口コミ・評判の傾向
      3. 向いている企業
    6. 6. 帝国データバンク(TDB)
      1. 概要・特徴
      2. 口コミ・評判の傾向
      3. 向いている企業
    7. 7. 東京商工リサーチ(TSR)
      1. 概要・特徴
      2. 口コミ・評判の傾向
      3. 向いている企業
    8. 8. 全国企業データベース(おまけ:情報発信+SEO視点で強み)
      1. 概要・特徴
      2. 口コミ・評判の傾向(公開情報ベース)
      3. 向いている企業・使い方
  3. 主要企業データベース 比較表
  4. 用途別のおすすめの選び方
    1. 1. 「営業リストをとにかく増やしたい」なら
    2. 2. 「与信リスクも見ながら取引先を増やしたい」なら
    3. 3. 「市場調査・新規事業・投資の情報基盤が欲しい」なら
    4. 4. 「社内に散らばった顧客データを統合したい」なら
    5. 5. 「露出とSEOも意識して情報発信したい」なら
  5. まとめ:自社の「主戦場」を決めてから、最適な1〜2ツールを組み合わせる

企業データベースを選ぶ前に押さえたい3つのポイント

1. まず「用途」をはっきりさせる

企業データベースと一口に言っても、主な用途は大きく分けて次の4つです。

  1. 新規開拓・営業リスト作成
    • 業種・地域・規模などで条件検索して、ターゲット企業リストを抽出
  2. 与信管理・リスク管理
    • 倒産リスクや信用度、財務情報などを元に、取引可否を判断
  3. 市場・競合分析
    • 業界レポートや海外企業データまで含めて、事業戦略の材料に
  4. PR・広告・情報発信
    • 企業情報+プレスリリースや広告掲載を組み合わせて露出・SEOを狙う

ツールによって「営業リストに強い」「信用調査に強い」「リサーチ寄り」など得意分野が大きく違うので、最初に自社の主目的を決めておくと失敗しにくくなります。

2. 料金体系とボリューム感を確認する

  • 件数課金(従量課金):1件あたり◯円、月◯件まで…など
  • 月額定額制:ユーザー数や機能範囲でプラン分け
  • 個別見積もり:大手・高機能ツールは要問合せが多い

たとえば「Urizo」は企業情報1件あたり0.88円〜、月額9,900円〜という低単価の従量課金型で、初期費用も比較的安く設定されています。
一方、「SPEEDA」「ユーソナー」「帝国データバンク」「東京商工リサーチ」などは、
大企業向けの個別見積もりとなることが多いです。

3. 既存ツールとの連携・運用のしやすさ

  • SFA・CRM(Salesforce、kintone 等)との連携
  • MAツールやメール配信ツールとの連携
  • ブラウザ完結型か、インストールが必要か
  • UIの分かりやすさ・サポート体制・トライアルの有無

特に営業部門で日常的に触るツールは、「現場が自然に使い続けられるか」が成果を左右します。

企業データベース比較7選

1. Musubu(ムスブ)/Baseconnect株式会社

Musubu(ムスブ)

用途:営業リスト作成・インサイドセールス・MA連携向け

概要・特徴

  • 140万件以上の企業情報を保有するクラウド型企業情報データベース。
  • 業種・地域・売上規模・従業員数などの条件で企業を絞り込み、そのまま営業リストを作成可能
  • メール配信や簡易的な分析機能も備えた「リード獲得ツール」として位置付けられている。
  • 上場企業から中小企業まで7万社以上が利用している実績。

口コミ・評判の傾向

  • 良い声
    • 企業情報が詳細で、営業リスト作成の時間が大幅に短縮された
    • 業種や規模などの条件検索が細かくて便利。
  • 改善要望
    • 特にIT・ソフトウェア領域の分類精度に課題があるという指摘もあり、
      「SIerとSaaS企業が同じ分類になってしまう」などの声もある。

向いている企業

  • インサイドセールス/SDRを運用している企業
  • BtoB SaaS・IT企業など、ターゲットの条件が細かい新規開拓をしたい会社
  • SFA/MAと連携して効率的にリード獲得〜ナーチャリングまで行いたい企業

2. Urizo(ウリゾウ)

Urizo(ウリゾウ)

用途:低コストで大量の営業リストを収集したい企業向け

概要・特徴

  • 企業リスト収集ツールとして、複数サイトから企業情報を取得し、企業情報1件あたり0.88円〜という低価格が特徴
  • 月額プランはベーシック9,900円〜など、収集件数に応じた4つのコースが用意されている
  • 主な機能
    • 複数サイトのデータを自動で集約・重複整理
    • 一度収集したデータは保存され、何度でも出力可能
    • 既存の自社リストをインポートして管理もできる

口コミ・評判の傾向

  • コストパフォーマンスが高く、件数単価が安いので、中小企業でも導入しやすい」
  • 「オンライン完結で導入でき、短期間で大量のリストをほしい時に便利」といった声が多い。

向いている企業

  • テレアポ・DM・FAXDMなど、量を重視したアウトバウンド営業を行う企業
  • まずは低コストで営業リスト作りを試したい中小企業・個人事業主

3. ラクリス(Rakulis)

ラクリス(Rakulis)

用途:属性が豊富な営業リストを素早く作りたい企業

概要・特徴

  • クラウド型営業リスト作成サービス
  • 企業名、住所、電話番号だけでなく、FAX番号・従業員数・売上・資本金・設立年月など詳細な項目を取得できるのが強み。
  • 複数の情報源からデータを統合しているため、企業の詳細情報を一元的に取得可能。
  • 手作業なら20時間かかるようなリスト作成も1〜2分で完了するという訴求。

口コミ・評判の傾向

  • 「FAX番号が一括で取れるのでFAXDMとの相性が良い」
  • 「重複排除や料金プランが柔軟で、部署ごとの利用にも向いている」など、
    営業現場の負担軽減に対する評価が多い。

向いている企業

  • FAXDM・テレアポなどのアウトバウンド施策を多用する企業
  • 売上や従業員数など、属性条件を細かく指定したターゲティングをしたい企業

4. ユーソナー(uSonar)

ユーソナー(uSonar)

用途:顧客データ統合・名寄せ・ABM戦略に強い

概要・特徴

  • 日本最大級の企業情報データベース「LBC」を搭載し、国内拠点網羅率99.7%というカバレッジの高さが特徴。
  • 企業・事業所(店舗)単位でデータを網羅し、営業・マーケ・カスタマーサクセスなど、部門横断で使える「顧客データ統合ソリューション」として提供。
  • 名寄せ技術やAIを活用し、重複した顧客情報を統合・クレンジングできる。

口コミ・評判の傾向

  • 「バラバラだった顧客データベースを一本化できた」「ABMのターゲット定義がしやすくなった」など、大企業のマーケ・営業統括部門からの評価が高いと紹介されています。

向いている企業

  • 既にCRM・SFAを運用しており、顧客データの重複・名寄せが課題になっている企業
  • ABM(アカウントベースドマーケティング)を本格的に進めたい中〜大企業

5. SPEEDA(スピーダ)

SPEEDA(スピーダ)

用途:市場調査・競合分析・事業戦略立案向け

概要・特徴

  • Uzabaseが提供する経済情報プラットフォーム
  • 国内外1,000万社を超える企業情報を収録し、3,000本以上の業界・トレンドレポートを閲覧できる。
  • 財務データ、株価情報、M&A事例、技術動向など、経営企画・新規事業・投資検討に必要な情報を網羅的に提供。

口コミ・評判の傾向

  • 良い声
    • 「世界中の膨大な企業データを活用できるので、海外を含めたマーケット分析がしやすい」
    • 「業界レポートの質が高く、短時間でインプットできる」。
  • 課題としては、「料金は安くない」という声もあり、中堅〜大企業向けツールという位置付けです。

向いている企業

  • 経営企画・IR・新規事業・コンサルティングファームなどリサーチ比重の高い部門
  • スタートアップ投資・M&A・競合分析を日常的に行う企業

6. 帝国データバンク(TDB)

帝国データバンク(TDB)

用途:与信管理・信用調査・営業リスト基盤

概要・特徴

  • 日本を代表する企業信用調査会社で、日本最大級の企業情報データベースを保有。
  • 「企業概要データベース COSMOS2」では、年1回以上のメンテナンスを実施した全国全業種149万社の企業情報を収録し、信用度・業績・業種・所在地などで企業のリストアップが可能。
  • インターネット企業情報サービス「COSMOSNET」や「TDB企業サーチ」から
    24時間いつでも信用調査報告書・企業情報・倒産情報などを取得できる。

口コミ・評判の傾向

  • 業界内では、「ネームバリューと情報の信頼性が高い」「独自取材・調査が強み」とされ、与信・リスク管理のスタンダード的な存在といえます。

向いている企業

  • 取引先の与信管理を厳格に行う必要があるメーカー・商社・金融機関
  • 全国規模での営業展開において、信用度を加味したターゲット選定をしたい企業

7. 東京商工リサーチ(TSR)

東京商工リサーチ(TSR)

用途:与信管理・海外含む企業情報・マーケティングデータ

概要・特徴

  • 「TSR企業情報ファイル」等のデータベースサービスを展開し、約400万件超の国内企業情報をベースに、業種・従業員数・取引銀行など多彩な属性情報を提供。
  • インターネット企業情報サービス「tsr-van2」では、国内700万件超+世界約6億件の企業を収録し、与信管理・マーケティング・調達先管理など多目的に利用可能。
  • 与信判断指標として「評点」「リスクスコア」、コメント付きの企業調査レポートも提供

口コミ・評判の傾向

  • 学生や転職サイトのクチコミでは、「企業の取引を支える情報基盤として社会的意義が高い」といった声が多く、帝国データバンクと並び与信系データベースの定番と評価されています。

向いている企業

  • 国内外の取引先を含めて、広く与信・リスク管理をしたい企業
  • マーケティング用に大量の企業属性データを活用したい企業

8. 全国企業データベース(おまけ:情報発信+SEO視点で強み)

全国企業データベース

用途:企業情報検索+プレスリリース配信・広告・SEO活用

概要・特徴

  • 日本全国の法人情報・企業データを集約したBtoBプラットフォームとして、企業データ検索・広告掲載・プレスリリース配信などの機能を提供。
  • 都道府県・業種・法人種別から企業を検索でき、企業ページに最新のプレスリリースや企業情報を掲載可能。
  • 2025年10月時点で掲載企業3,000社突破、2025年11月にはプレスリリース配信に「検索エンジン順位トラッカー」機能を追加するなど、SEOや検索結果での見え方を重視した設計が特徴です。

口コミ・評判の傾向(公開情報ベース)

  • 公式X・Facebookでは「日本全国の法人情報と最新プレスリリースをまとめて見られる」「中小企業でもPRしやすい」といった文脈で紹介されています。

向いている企業・使い方

  • 「自社の企業ページ+定期的なプレスリリース掲載」でGoogleニュース・検索エンジン経由の流入や被リンク効果を期待したい企業
  • 地方企業やスタートアップなど、広告費を抑えながら露出とSEOを同時に高めたい企業


主要企業データベース 比較表

ざっくりとしたポジショニングを整理すると、以下のようになります。


用途別のおすすめの選び方

1. 「営業リストをとにかく増やしたい」なら

  • 大量の新規リストが必要:Urizo/ラクリス
  • 絞り込みの精度やSFA/MA連携も重視:Musubu

2. 「与信リスクも見ながら取引先を増やしたい」なら

  • 国内の信用調査・与信判断のスタンダード:帝国データバンク
  • 海外含めた幅広い企業データ+与信:東京商工リサーチ

3. 「市場調査・新規事業・投資の情報基盤が欲しい」なら

  • 業界レポートや海外データまで含めたリサーチ基盤SPEEDA

4. 「社内に散らばった顧客データを統合したい」なら

  • 名寄せ・クレンジング・ABMを軸にしたデータ統合ユーソナー(uSonar)

5. 「露出とSEOも意識して情報発信したい」なら

  • 企業情報ページ+プレスリリース配信+検索エンジン順位トラッカーを組み合わせて、
    認知拡大とSEOを同時に狙える全国企業データベース

まとめ:自社の「主戦場」を決めてから、最適な1〜2ツールを組み合わせる

企業データベースは、「営業リスト」「与信」「リサーチ」「PR・SEO」など、目的によって最適解が大きく変わります。

  1. まずは「どこで一番成果を出したいか(主戦場)」を決める
  2. その領域に強いツールを1〜2個選んで組み合わせる
  3. 可能なら無料トライアル・デモで、実際の検索条件やUIを試してみる

という流れで検討すると、失敗が少なくなります。

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